水曜日, 10月 14, 2009

【Amazon EC2】SSH経由でのファイル転送方法 (Windows編)その2

今回は起動したインスタンスにWindowsでファイルを転送する方法その2です
定番のWinSCPを使う方法です。

WinSCPの場合、TeraTermで使用しているOpenSSH形式のキーが使用できない為、WinSCPが使用するPutty形式に変換する必要があります。
手順は以下です。

1. PuTTYごった煮版をダウンロードし、インストール。
2. インストールされた中にあるputtygenを実行します。



3. 読込ボタンを選択し『【Amazon EC2】KeyPairの作成方法』で作成し保存したKeyPairを読み込ませます。


「秘密鍵の保存でPuTTY用の鍵保存してね」とウィンドウが表示されますのでOK選択。
 


4. 言われた通りに、秘密鍵の保存を選択すると「パスフレーズ未入力だけでいいの?」と警告ができましが、OK選択。


5. 最後に保存ファイル名を指定して終了。



次はWinSCPの使用方法です。

1. 起動して以下を指定し、ログインします。
・ホスト名:『【Amazon EC2】SSH経由で接続する為のAMIの準備』でメモしたpublicDNS
・ユーザ名:root
・秘密鍵:作成したPuTTY用の鍵



2. 最初だけワーニングがでますが、「はい」選択。
 

3. ログインできました。あとはドラック&ドロップでファイル移動が可能です。



簡単ですね。

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火曜日, 10月 13, 2009

【Amazon EC2】SSH経由でのファイル転送方法 (Windows編)その1

今回は起動したインスタンスにWindowsでファイルを転送する方法です。

一番、手軽なのはTeraTermを使ってSCPでコピーする方法です。手順は以下になります。

1. TeraTermでログインする。
ログイン方法は【Amazon EC2】SSH経由でTelnet (Windows編)を参照して下さい。

2. ログイン後、ファイルーSSH SCPを選択。


3.送信ファイル選択ウィンドウがあらわれます。

 

4.上段のFromに送信ファイルを指定し、Sendボタンを選択して送信します。
送信先はホームディレクトリ固定になります。




5.送信されたか確認します。今回の例はOSがFedoraなのでlsコマンドで確認します。


     
簡単ですね。
次は定番のWinScpを使う場合です。

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金曜日, 10月 09, 2009

【Amazon EC2】KeyPairの作成方法

前回、SSH経由でtelnetする際にKeyPairを使用しまたが、今回はその作成方法です。
(順番が逆になってしまいましたー。 (^^;ゞ)

手順は以下です。

1. AWS Management Consoleの左のメニューの「Key Pairs」を選択します。



2. 次に左上の「Create Key Pair」を選択するとポップアップウィンドウがあらわれますので
KeyPair名を入力して「Create」ボタンを選択して下さい。



3. KeyPairがダウンロードがされますので、安全なところに保存してください。
このKeyPairは「Amazon EC2へSSH経由でTelnet (Windows編)」で書きましたが
TeraTermに指定する秘密鍵となります。大切に保管してください。




 4. 「安全な場所に保管しといてね」とポップアップが表示されてますのでOKを選択します。
これで完了です。インスタンスを新しく作成する際に、どのキーを使うか指定しますので
ここであらかじめ作成したKeyPairを指定することになります。
また、WindowsからTeraTermを使用してSSH経由でTelnetする際もこのキーを使用します。



簡単ですね。

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火曜日, 10月 06, 2009

【Amazon EC2】SSH経由でTelnet (Windows編)

前回、SSH経由でTelnetする為のインスタンスの設定が終わったので
今回はWindowsからSSH経由でTelnetする方法です。

  1. 以下を用意します。
  • (1) SSH2対応のTeraTermをダウンロード。
    TeraTermは私の好みなのですが、AWS Management Consoleで作成したKeyPairはOpenSSH形式で、TeraTermがサポートするのもOpenSSH形式をですので、そのまま使用することができます。(作成方法はこちら
  • (2) AWS Management ConsoleのKeyPairsで作成したKeyPair(XXX.pem)をTeraTermのRSAのデフォルトの秘密鍵名「id_rsa」にリネームしておきます。


  1. telnetは以下の手順です。
  • (2) 最初の接続時だけ以下のワーニングが出てきますが、Continueを選択して下さい。

  • (3) SSH接続認証ウィンドウが現れるので
    ユーザ名:root
    秘密鍵 :1で作成した「id_rsa」
    を指定してOKを選択。

  • (4) ログインできました。

簡単ですね。

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土曜日, 10月 03, 2009

【Amazon EC2】SSH経由で接続する為のインスタンスの準備

今日から本業のブログも書く事にしました。
なるべく、わかりやすい丁寧な説明をするように心がけます!

まずはAmazon EC2についてです。
いきなり、始まった感がありますので、じょじょにAmazon EC2についての
前段の話も書いていくつもりです。
で、今回は「Amazon EC2へSSH経由でTelnetやscpで接続する為のインスタンスの準備」です。

以下を行います。

1. ログインしようとしているインスタンスのpublicDNSを調査します。
AWS Management Consoleの左のメニューの「Instances」を選択し
該当インスタンスのpublicDNSをメモ。赤で囲ってる部分です。





2. AWS Management ConsoleにてSSHのIP制限 。
これはいろんなところからアクセスできないようにSSHポートの使用を許可するIPアドレスを限定する作業です。
AWS Management Consoleの左のメニューの「Security Groups」を選択します。
インスタンスに指定したSecurity Groups、ここではaws1を選択します。




以下を行います。

(1) 自分のグローバルIPアドレス調査。
いろいろとありますが、例えばここでわかります。
グローバルIPアドレスが AAA.BBB.CCC.DDDの場合 、
AAA.BBB.CCC.DDD/32と赤枠のSource(IP or group)へ登録します。
(IPアドレスの表記に@ITにわかりやすく書かれています。)

(2) ポートNOは SSHデフォルトで22になります。
ちなみにWebサーバを上げる場合はHTTPの80になります。
(ポートNOについて詳しくはこちら。)

[補足] OSによって方法は異なると思いますが、以下のセキュリティも検討項目になります。
・rootパスワードの変更
・SSHのポートNOを22から別のポートNOへ変更
・SSH認証を公開鍵認証のみ有効化しパスワード認証を無効化
・telnetできるユーザを制限する

以上で、インスタンスの準備は終わりです。

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