今回はEC2でのインスタンスの起動方法です。
AMI(Amazon Machine Image)とインスタンスの言葉の使いわけですが
AMIを選択し実際に起動したらインスタンス化されたということになります。
1. まず、AWS Management ConsoleでLaunch Instancesボタンを選択します。
2. AMI一覧が表示されますので必要なOSのAMIのselectボタンを選択します。今回はFedoraで。
3. 選択したAMIが使用予定のポートパターンをもつSecurityGroupがまだ未作成の場合、新規作成を促すウィンドウがあらわれますので、作成します。★ただし、ここで作成されるSecurityGroupはあくまでデフォルト設定ですので、インスタンス起動終了後に『【Amazon EC2】SSH経由で接続する為のインスタンスの準備』にあるSecurityGroupの設定を必ず行なってください。
(既に同じポートパターンをもつSecurityGroupがあれば、このウィンドウは表示されません。)
4. 次に起動するインスタンスのパラメータを設定します。・Number of Instances :インスタンス数
・Instance Type : Small か High-CPU Medium (選択項目は選択したAMIによって異なります)
・Key Pair Name : 『【Amazon EC2】KeyPairの作成方法』で作成したKeyPair
・Security Groups : 該当のSecurity Group
・Monitoring : CloudWatchサービスを使用する場合、選択。これはインスタンス起動後も変更できます。
5. 起動成功!になったらClose選択で終了です。EBS Volumes(インスタンスが使用できるディスク)とElastic IPs(グローバルIPアドレスの割当)は後で設定可能です。
6. インスタンス起動を確認します。
7. インスタンスに対する操作はInstances Actionsで指定できます。・Reboot : インスタンスの再起動。
・Terminate : インスタンスの停止。(★注意)
・Connect : SSH経由でログインする手順が表示されます。
・Get System Log : システムログが参照できます。
・Launch More Like This : 同じAMIを追加で起動します。
★注意
起動したインスタンスにいろんなものをインストールした後に、保存を行なわないでTerminateさせてしまうと、同じインスタンスイメージを再起動できませんので注意してください。
同じインスタンスイメージ、つまり自前AMIの保存については別途、記載します。
思い出したので ついでに補足です。
AMIにOpenSolarisを選択した場合、インスタンスの保存処理でエラーになってしまいます。
原因は調査中ですが、ひとまずOpenSolarisは選択しない方が無難かもしれません。
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